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プロダクトデザイナーのデザイン思考ノート

ユニークな名刺いろいろ “Card Observer”

前回の「インダストリアルデザイナーにとってよくない25の習慣」で、「インスピレーションのために他の製品を見ること」という項目がありましたが、それが良いか悪いか、というのもケースバイケース 笑

それで商売するのはどうかと思いますが、よいモノの模倣や分析は、時として私たちに大切なことを教えてくれたり、気づかせてくれたりします。

なぜ良いと思ったか、なぜここがこうなっているのか、ということを常に考え、その思考過程を再現し、辿ることでその知恵を自分の血肉とすることが出来ると思っています。

というわけで、「デザインの資料室」というカテゴリをつくることにしました。

今回のテーマは、「名刺」です。

ご紹介するのは、「Card Observer」という、名刺のギャラリーサイト。

以下に、幾つかピックアップしていきます。

グラフィックデザイナーの名刺でしょうか。

大胆な色使いが印象的です。

フォトグラファーの名刺。

何色にも染まることのできる「白」というのが、クライアントの求めるものを提示してくれるといういい意味で、個性を押し出さず、加えて、エンボス加工が質の高い仕事を連想させてくれます。

「Apparel & Graphic Design」と記述がありますが、紙に紙を縫い付けてあり、うまく自分の仕事内容を名刺で表現してあります。

グラフィックデザイン、ウェブデザイン等を主とする会社の名刺。

白い名刺とは対照的な黒ですが、こちらも色を消すことであらゆる可能性を持たせるという意図に関しては共通のものがあるかと。

ひとつ、モノトーンはとても洗練されてみえますが、主となる色が黒の場合は、職種や企業によっては信頼感や安心感を損ねかねないので、気をつけたいところです。

質の良いスーツを扱う店や、クリエイター個人の場合などは吉とでやすい気がします。

医療・福祉や、金融を始め、顧客が多様であればあるほど細心の注意が必要になってくると思います。

イラストレーターならでは、裏面には色々なイラストが印刷してあります。

普通何度も名刺交換はしないでしょうが、何パターンも手元そろったらうれしいかも !?

個人的にはアイデアとして一番気に入った名刺です。

この会社の人たちを並べて飾りたくなるような楽しい名刺で、この人たちを親密に感じさせてくれそうです。

レコード会社の名刺だと思います。

ビシッとした威厳はありませんが、その分、やさしさと温もりが伝わってきます。

「隣の芝生は青い」とでもいうのか、外国人は絵になるなあ、というのは気のせいでしょうか。

自分の写真を名刺に印刷するのは照れくさいところがあるかもしれませんが、顔写真を入れておけば、ずっと顔を忘れられることもなく、相手にとってもとても親切な名刺になると思います。

ロゴを切り抜いてあるのが特徴的です。

四隅の一カ所ではありますが、角を落とすことでフレンドリーな雰囲気が出ています。

テキスタイルアーティストの名刺です。

くどくならない程度のアートワークが柔らかくて穏やかな印象を与えてくれています。

ということで、今回ご紹介したサイトは、2009年になってからできたサイトですが、順調にギャラリーが更新され続けています。

今後にも期待ですので、是非ご覧下さい。

来年度は、いよいよ社会人になるわけですが、私個人も、会社の名刺だけでなく、プライベートの名刺もきちんと印刷所に出してつくりたいなと思います。

Card Observer – Business Card Design Inspiration

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