玩具メーカーのフットワークと今後のポジション

昨年12月のことですが、バンダイが、「ネットタンサーウェブ」というロボットを販売開始しました。
ざっくりいうと、動くものに反応して撮影、ブログに自動で投稿するロボットです。
ちょっと感動したのは、つくったのがバンダイだということ。
今日は、このロボットを通じて感じたことを書きたいと思います。


昨年12月のことですが、バンダイが、「ネットタンサーウェブ」というロボットを販売開始しました。
ざっくりいうと、動くものに反応して撮影、ブログに自動で投稿するロボットです。
ちょっと感動したのは、つくったのがバンダイだということ。
今日は、このロボットを通じて感じたことを書きたいと思います。

このままでは文化がダメになってしまうと、イタリアは1960年代に団地政策をやめた。
一方、日本は団地政策をやめなかった。
現在多くの日本人は「納屋」に住んでいる状態、つまり、住空間が物置状態になっている。
という話を聞きました。
団地政策に関して、調べてもなかなか確認がとれないままですが、この部分は今回の話のコアではなくきっかけですのでさらりと流してしまって下さい。
「納屋」に住んでいる状態の何がいけないかと言えば、「納屋」の中で暮らしているような状態で、家具を置いたりモノを飾ったりという感覚が失われてしまった、ということです。
厳密に言えば、「納屋」の中に家具を「収納」している感覚に近いのかもしれません。
私が今教わっている先生は、「余裕が出来たらでいいから、多少ボロくてもいいから、なるべく広くて、天井の高いところに住め」と私に言います。
それは何故か。
このことをきっかけに、プロダクトデザイナーとして、どういうところに住むのが一番いいのか、ということを考えてみました。

プロダクトデザイナーを志す人間にとって、自分のデザインした製品を世の中に出す事はひとつの夢だと思います。
そして、フリーランスのスターデザイナーなんかはやっぱり憧れの対象であり、雇われの身では恐らく縁のないであろう苦労や困難を乗り越えて、デザインを具現化し、世の中に送り出すこと自体が凄い事です。
しかしながら、話題になるような「デザイン家電」と呼ばれる製品群に関して、人づてに、「あれは全然売れなくて、在庫の山に困っている」やら「そのおかげで生産したメーカーが困っている」といった良くない噂を耳にすることがあります。
その話が嘘か真かは知るよしもありませんが、そういった製品群は、誰が見ても一歩飛び抜けたカッコよさがあり、ipod以降、「すっきりシンプル、時に真っ白」は、一つのトレンドだったりします。
そういうモノを見て、「キレイだなー」「やっぱいいな〜」なんて思うわけです。
今でこそ考え方は変わりましたが、「なんでメーカーはこういう製品を出さないんだろう、出せばいいのに」なんて思っていた時期もあります。
「なぜ出さないか」そして、仮に売れていないというのが本当であれば、「なぜ売れないか」それらについて、一つの結論が自分の中で出ているので、考えをまとめる意味でも、そのことについて書いてみようと思います。
やっぱりそういうフリーランスの方の活躍こそが希望ですので。 笑

昨年の夏にインターンシップでケータイのデザインをやらせてもらってから気になっていたこと。
今、ケータイやノートPC、テレビなどの情報機器は、10年前と比較すれば、もの凄く薄くなってきています。
今はまだ学生で、実務経験がないのではっきりしたことはいえませんが、プロダクトデザイナーは、コンセプト提案もしますが、やっぱりかたちを考えるのが仕事です(ディレクション出来るようになればまた別)。
ところが、「可能な限り薄く、小さく」というのを求められると、ふっくらさせたり、波打った形状だったり突起があったりというのは空間的に効率が悪く、結果直方体ベースになってしまいます。
そうすると必然的に、3次元的なところから、2次元的な表現でのアイデア展開(レイアウトだったりグラフィック的な部分)みたいなことになるのではないでしょうか。
四角い箱を提示されて、「かたちはこれなんだけど、色々考えてみて」と言われる感覚です。
色々と制約があると、色や素材に目が向いていくのは自然な流れかもしれません。
大学に、ある企業が就職説明会をしに来てくれたのですが、その際、その企業では「カラー&マテリアル部門」が出来たことを教えてくれました。
やっぱりそういうことなのかもしれないと、また後日、情報機器を主とする電機メーカーが来てくれた際に、モノが段々薄くなってきたことと、色や素材に力を入れ始めている流れについて関係があるのか、そういう背景があるからなのかということを質問してみました。

プロダクトデザインのプロセスの中で、やはりスケッチは非常に大切な方法論だと思います。
スケッチといっても、細かく言えば色々ありますが、モノのかたちを描くスタイリングスケッチは、それによりモノの機能や形態を表現し、ユーザーがそのモノを使用しているシーンを描くスケッチを、シーンスケッチと呼んでいます。
今回は、そのシーンスケッチが上手くなるためのトレーニングとして、とても便利でもってこいなサイトを紹介したいと思います。